アイシングやヒートショックプロテインで疲労回復

疲労回復の秘密兵器

The secret weapon of the fatigue recovery

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疲労回復の秘密兵器

アイシング

お仕事などでいつもより重労働をした時やスポーツ等できつい練習をした後は、酷使した部分にアイシングをしましょう。
アイシングをすることで疲労物質の蓄積を最小限に抑え、酷使したことにより生じてしまった微細な損傷や炎症を抑えることができます。
疲労物質を抑えることで、スポーツ障害やけがの予防に役立ちます。

方法

氷嚢やビニール袋に氷を入れ、直接冷やしたい部分に当ててください。
時間は20~30分、感覚がなくなったら一度アイシングを止め、また感覚が戻ったら再びアイシングをして下さい。
これを2~3回くり返してください。

※ご注意
冷やしすぎによる凍傷や皮膚のすぐ下に神経が通っている直上の冷やしすぎによる神経麻痺などに十分注意してください。

ヒートショックプロテイン

人の細胞は、40~42℃の熱を受けるとヒートショックプロテイン(熱ショックタンパク質)という物質をつくりだします。
このヒートショックプロテインは、筋肉の疲労や損傷の回復に非常に有効であることが、最近のデーターでわかってきました。
この効果を上手に利用して、疲れにくいストレスに強い体づくりや、試合前のコンディショニングに試してみてはいかがでしょうか?

方法

非常に簡単です。熱めのお風呂に10分間入り、あとは湯ざめにご注意するだけ。これを週に2回程度実践してください。これで体内にヒートショックプロテインが増加し蓄積されます。知らず知らず実践していた方もたくさんいるのではないでしょうか。
お風呂以外でも、サウナや岩盤浴などでも同じような効果が得られます。
自分に合った方法をいろいろ試してみてください。

ご注意
体に熱ストレスを与えるので、十分な注意が必要です。あくまでも健康な方が対象ですのでご注意ください。健康な方でも飲酒後は厳禁です。
また、高血圧や心臓に持病をお持ちの方、その他にも専門家から入浴を禁止されている方は、絶対にお試しになりませんようお願いいたします。